美延昌秀 Masahide Minobe

ある日の弁当

  • 2012年09月11日
  • et cetera

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訳あって実家から出勤することになった日の朝、母親が弁当を作ってくれた。
何年か振りの弁当であったが職場では皆に驚かれた(^^;)

学生のときから、いつもこんな弁当(冷凍食品なし)だったので友人達にもよく驚かれたものだった。


話は逸れるが、昔ユニクロでバイトをしていたことがある。
ある日、同級生のB君と休憩時間が一緒になった。
ユニクロでは45分の昼飯休憩以外に15分の短い休憩が、長時間バイトをするときには割り当てられる。

その日、B君は弁当とカップめんを持ってきていた、そして少し悩んでいた。
訳を聞くと、昼飯に両方食べてしまうと夕方の休憩に小腹が空くという。

それなら、どちらか一つだけ食べればいいじゃないかと言うと、彼は『うん・・・まぁそうなんやけど・・』と言いながら、四角い弁当箱を開いて見せてくれた。

中は一面真っ白な雪景色、ではなく白飯のみ!!
これには度肝を抜かれた!フリカケさえかかっていないのである!

確かに米だけを黙々と食べるには、なかなかの食欲と気力が必要だ。
結局、彼はコンビニへオカズを買いに行ってしまった。

失礼な話だが、私はバイト中ずっと笑いが止まらずに困った(~_~;)

白飯しか入っていない弁当を見たのは後にも先にもこの1回のみだった。
B君、今頃どうしているかな・・・

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