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2023年01月25日

世界包装機構「ワールドスター2023(2022年度)」コンテストで「角度自在変形緩衝材」がワールドスター賞を受賞

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)の、陶器製洗面器用の段ボール緩衝材「角度自在変形緩衝材」が、世界包装機構(WPO:World Packaging Organisation)主催の「ワールドスター2023」コンテストにおいて「ワールドスター賞」を受賞しました。TOTOは2000年から国内外の包装コンテストで入賞しており、「ワールドスター賞」は通算10点目の受賞となります。 

今回受賞した「角度自在変形緩衝材」は洗面器の底面に取り付ける緩衝材で、陶器に局所的な凸形状がある場合にも、陶器形状に沿った段ボール製の積層緩衝材を配置することで、硬い陶器の特性を活かした荷重受け構造を実現しました。また、従来の包装よりも約30%の段ボール使用量削減を実現しました。

ワールドスターコンテストは、世界各国で審査評価を受けた優秀作品が集う国際的なパッケージに関するコンテストです。保護性・保存性、使いやすさ、環境面への配慮、地域適応性などを競いながら、優れたパッケージとその技術を開発・普及させることを目的としています。

TOTOは、より少ない資源で高い包装品質を目指し、自社で包装設計を行っています。2030年に「持続可能な社会」と「きれいで快適・健康な暮らし」の実現を目指す、新共通価値創造戦略 TOTO WILL2030のもと、省資源化・省力化を実現する適正包装を追求し続けます。
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「角度自在変形緩衝材」の特長
洗面器底面に角や凸部が多い商品を包装する際、従来は商品の周囲を段ボールで囲う「胴枠仕様」としていましたが、大型の洗面器を包装する場合には使用する段ボールが多くなってしまうという課題がありました。そこで、陶器に局所的な凸形状がある場合にも、陶器形状に沿った配置が出来る段ボール製の積層緩衝材とすることで、直接陶器で荷重を受ける耐圧縮荷重に近い強度を実現し、従来よりも約30%の段ボール使用量削減することに成功しました。
緩衝材は切欠きの位置を変えることで角度を自在に変更することが出来、ストッパーは角度の保持以外に、緩衝材の落下やズレも防ぐことが出来ます。
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