住宅設備機器業界の情報
2015年05月12日
4月 業界全体概況
4月の業界全体概況】
グラスウールの3月出荷量は、3ヶ月連続で前年割れの17,208t(前年比90.3%)
でしたが、昨年の消費増税駆け込み需要を考えれば、善戦している状況です。
石膏ボードの3月出荷量は、近畿エリアで9ヶ月連続で前年割れの1,894千坪
(同93.8%)、全国ベースでは12,226千坪(同90.4%)、3ヶ月連続で全国全ての
エリアで前年割れとなりました。
プレカット稼働率は年初の回復傾向も、3月は全国ベースで81.7%(前年比88.9%)
、関西エリアの稼働率は83.3%(同90.0%)で再び苦戦状況となっております。
全国エリアの中では、九州と四国が稼働率100%超えで好調です。
4~5月の関西エリア見込み稼働率は、90~95%前後に戻り、少し忙しくなりそうです。
窯業外装材の3月の出荷量はNYG(日本窯業外装材協会)によると、8,294千m2
と先月減(前年比85.9%)でした。生産量が9,355千m2と増えましたので在庫率は
適正在庫率と言われる1.8ヶ月まで回復しました。